コミュニケーション

人の話を聞くのは映画を観るのと同じ!聞き力アップのポイントとは?

普段誰かと一緒にいる時、こちらの話に興味を持って聞いてくれる人だと自然と会話も弾みますよね。

「聞き上手になりたい」と思って聞くことを意識するものの、会話が途切れて気まずい空気になってしまうことってありませんか?

話を聞くときに大切なことは、話を点ではなく線で聞くことです。

なぜ聞き上手になりたいのかが聞き力アップのカギ

当記事を読んでくださっている方は、聞き上手になるための方法を求めていると思います。

「相手の目を見て聞く」「適切な相づちを打つ」「話す:聞く=3:7」など、聞き上手になるための本にポイントが書かれていて、それなりに実践している人がほとんどでしょう。

さらには、相手のしぐさを真似するミラーリングやオウム返しなど、心理学を参考にして聞き力を磨いている人も多いはず。

しかし、聞き方のノウハウや心理学の知識を使っても何だかぎこちないやりとりになってしまい、相手に不信感を与えてしまったことってありませんか?

これはどんなことでも言えるのですが、どんなに素晴らしいノウハウでも「本質」を理解せずに形だけなぞってもうまくいかないんです。

「本質」というと難しく聞こえてしまうので、ここでは「なぜこれをやるのか?を考え抜いた末の答え」と定義しておきましょう。

ではここで質問ですが、「なぜあなたは聞き上手になりたい」のでしょうか?

話を聞くことで情報収集をしたいのでしょうか?

それとも、心理技法を使って相手の考えていることを読み取って「えー、すごい!」と言われたいのでしょうか?

おそらくどれも違うはずです。

「誰かともっと仲良くなりたい」「みんなから頼られる存在になりたい」「今よりも楽しく会話ができるようになりたい」から、聞き上手になりたいのではないでしょうか?

このように「聞き上手になりたい理由」を忘れてしまうと、間違った方向に進んでしまうんです。

話を聞くことはストーリーを理解すること

当記事のタイトルで「人の話を聞くのは映画を観るのと同じ」と書いたのも同じこと。

「なぜ映画を観るのか?」を考えても、映画好きでないとすぐには答えは出てこないと思います。

でも「何でこの前〇〇っていう映画を観たの?」と聞かれたら、「好きな俳優さんが出ている映画だったから」とか「おもしろそうだったから」という答えが出てくるでしょう。

このように、何かしら「興味というアンテナ」に触れたから映画を観たはずなんですよね。

これを聞き方に当てはめてみると、「好きな俳優さんが出ている映画だったから」というのは相手に興味を持っている状態といえます。

これは聞き手が話し手に対して興味関心が強いため、「相手の目を見て聞く」「適切な相づちを打つ」「話す:聞く=3:7」などのノウハウが無意識でできるはず。

一方で「おもしろそうだったから」映画を観たという場合は、話が変わってきます。

人づてや予告編で興味を持った部分は人それぞれでしょう。

実際に映画を観終わったときに、「やっぱおもしろかったなぁ」とか「あのアクションシーンはすごかったなぁ」という感想が湧いてくると思います。

ここで「じゃあ、この俳優さんの映画をもっと観てみよう」とか「前作も観てみようかな」と思って行動に移した場合は、先程お話した「聞き手が話し手に対して興味関心が強い状態」になっていくので問題ありません。

しかし「あー、おもしろかった」「あのアクションシーンはすごかった」で終わってしまう人は注意が必要です。

なぜなら、映画を観たことに満足してしまい、本当の意味で映画を楽しめていないからです。

エンターテイメントとして楽しむのであればいいかもしれませんが、ストーリーとして理解した方が映画を何倍も楽しめるような気がしませんか?

聞き方も映画の楽しみ方と同じで、「話を上手に聞かなきゃ」と考えてしまうからうまくいかないわけで、話し手のストーリーを理解しようとすると会話を何倍も楽しめるようになります。

話を聞くことは相手のストーリーに興味をもつこと

私は営業をやっていた時から、「何でこの人はこれをやろうと思ったんだろう?」と考えるようになりました。

人が何か行動を起こそうとするときには、必ず「きっかけ」があります。

話し手が「この前、映画を観てきたんだよ」という話の点だけで聞くと、聞き手の興味がない映画だったりそもそも映画に興味がなかったりすると会話は続きません。

一方で「何でその映画を観ようと思ったのか?」というきっかけに着目すると、話し手のストーリーが見えてきます。

これは、話を点ではなく線で聞くともいえますね!

映画でも予告編ですごいアクションシーンがあると「うわー」とはなりますが、アクション映画が好きではない人にとっては、それほど興味を惹かれません。

しかし、映画のストーリーを追っていった末にすごいアクションシーンが登場すると、「あー、そういう意味だったのか…」と理解できていくはず。

何事も「理解できた瞬間」って楽しくなりませんか?

聞き力をアップさせるには、聞き方のノウハウや心理学の知識を使いこなすことよりも、まずは「話し手のストーリーを理解すること」から始めるのがおすすめです。

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