コミュニケーション

自己アピールが苦手でも大丈夫!内向的な人でもできるアピール法

自分の気持ちを伝えるのが苦手という内向的な人は、いろんな場面で損をしてしまいませんか?

「あの時こう言っていれば…」と思っても後の祭り。

自己アピールが苦手、あるいは自分の気持ちを伝えられないのは、相手の反応を気にしすぎるからなんです。

なぜ自己アピールが苦手なのか?

自分の思いを身振り手振りで自己アピールできる外交的な人を見て、「うらやましいなぁ…」と思ったことありませんか?

「あんな風に自分の言いたいことを言えたらいいのに」と思って、コミュニケーションの本を読んだり話し方教室に通ったりした人もいるかもしれません。

私もそうだったので、その気持ちはよくわかります。

飲み会でみんなが盛り上がっている時に話に入っていけず、職場でも自分から話題を振ることができずに気まずい沈黙が続くこともたくさんありました。

言いたいことや話してみたいことはたくさんあるのに、言葉が喉元で止まってしまうのはなぜでしょうか?

それは「これを言ったら嫌われてしまうかも…」と考えてしまうから。

周りの内向的な人を見ると、みんな周りにすごく気を遣っていて優しいんですよね。

空気を読もうとする気持ちが強すぎて無難な会話で終わってしまい、相手に対して一歩踏み込むことができません。

そうすれば誰からも嫌われないかもしれませんが、誰からも好かれることはありません。

ルーマニア出身のユダヤ人作家 エリ・ヴィーゼル氏が自身の体験から、「愛の反対は憎しみではなく、無関心だ」という趣旨の言葉を残しているように、「好きの反対は嫌いではなく、無関心」ともいえるでしょう。

無関心だということは、その場にいるのにいないと思われているという意味でもあるので、これほど悲しいことはないですよね…。

「相手に嫌われてもいいから自分の気持ちを伝えればいいじゃん」という意見もあるかもしれません。

しかし、内向的な人にとっては、その一歩が踏み出せないから困っているんですよ。

それなら「当たって砕けろ」よりも先にやるべきことがあります。

自己アピールをする前に嫌われる確率を下げる

勇気を出して話しかけても、期待していた反応がなかったらどう思いますか?

なおさら話しかけるのが怖くなってしまいますよね。

おそらく外交的な人は、「この場面で・こう言えば・こんな反応が返ってくる」というシミュレーションを瞬時に行いながら会話をしてるのでしょう。

一方で内向的な人は、「この場面で・こう言えば」まではイメージできていても、「こんな反応が返ってくる」という部分でネガティブな考えが浮かんできて行動できなくなっています。

つまり、「こんな反応が返ってくる」という部分をポジティブなイメージに書き換えることができれば、内向的な人でも積極的に話しかけたり自己アピールできたりするんですね。

具体的にどうすればいいと思いますか?

それは「相手を知ること」です。

外交的でアピール上手の話し方を観察していると、意外と「周りのことをよく見ている」ことに気づきませんか?

相手の興味のある話題を振っていき、タイミングを見計らって自分の意見も盛り込んでいく。

このように相手に気持ちよく話してもらいながら、自分の存在感も出していることがわかるはずです。

これは、求職活動中の面接や恋愛でも同じなんですよね。

アメリカの心理学者 ロバート・ザイオンス氏が学生を対象に行った実験で、「会う回数が増えるほど、好感を抱くようになる」という研究結果を、心理学で「ザイオンス効果(単純接触効果)」といいます。

このように「会えば会うほど仲良くなれる」という法則のように聞こえますが、みなさんはこんな経験ありませんか?

初対面で会ったときから「何か話も合わないし、居心地が悪いなぁ」と感じ、仕事で顔を合わせるたびに苦手意識が膨らんでいく。

これは「逆ザイオンス効果」で、会えば会うほど嫌いになっていくんですよね。

特に、面接や恋愛のように第一印象が命運を分けるような場面では、相手から「減点法」で評価されてしまいます。

つまり、自己アピールをする前に、相手のことを知ることが大切。

求職活動の面接であれば、まずは面接を受ける企業の活動内容や歴史など、調べられる範囲で情報をインプットしておく。

その上で、求められている人物像に沿って自己アピールをしていくことが重要です。

恋愛でもいきなり自分のことを話し始めるより、相手の好みをしっかり聞いてから、それに対して自分のできることを一つずつGIVEしていった方が、相手に喜ばれるでしょう。

どんなに高価なものでも、欲しくないものをもらうことほど迷惑なことはありません。

金額ではなく、「相手が今欲しいもの」に照準を合わせてプレゼントしてあげることが、効果的な自己アピールにつながるはずです。

相手の反応を知った上で自己アピールをする

まずは相手の好みや求めているものを知った上で、自分ができることをアピールしていくのが大切だとお話ししました。

内向的な人は「この場面で・こう言えば」というイメージはたくさんできているはずなので、あとは相手のことを知って必要なワードを使っていくこと。

ただ、どんなに考えて考えて伝えても、うまくいかないこともあるでしょう。

しかし、「相手に喜んでもらうために考えて行動できた」ということが大事であって、この経験はムダにはなりません。

成功・失敗に関係なく、「こう言えば、こんな反応が返ってくる」というレパートリーを増やしていくことで、自己アピールの苦手意識も減っていくはずです。

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