メンタル

集中力を高めるために集中しようとしてませんか?気持ちよりも環境が大事

「さぁ、集中して仕事を一気に終わらせよう!」と思っても、細かいことが気になって集中できないことはありませんか?

こんなとき、集中しようとすればするほど気が散ってしまいます。

今回は、「集中力を高めるには気持ちよりも環境が大事」ということをお話しします。

集中しようとして集中していませんか?

「どうすれば集中力を高められるんだろう」とお悩みのあなた。

集中力を高めるために「集中しなきゃ!」と考えてしまうのは逆効果です。

なぜなら、集中力とは自然に集まってくるものだから。

例えば、コップに水と砂糖を入れてかき混ぜても、冷たい水だとなかなか溶けませんよね。

かき混ぜるほど砂糖が溶けないストレスばかり溜まります。

つまり、気が散っている状態。

砂糖を水に溶かすためには、むやみにかき混ぜるよりも、

・水温を上げる

・溶けるまで待つ

・適度にかき混ぜる

この3つが重要になってきます。

集中力は環境によって高まっていくもの

先程の例のように、砂糖を水に溶かすには条件が必要なのと同じで、集中するためにも条件が必要です。

じゃあ、どうすればいいのか?

集中するためには、環境を整えましょう!

そう、集中力は環境を変えるだけで高めることができるんです。

「そんなはずないだろう!」と思った方も、よく考えてみてください。

自分の部屋で勉強をしようとすると、たくさんの誘惑がありますよね?

テレビ、本、ゲーム、スマホの通知音など、その中で集中するのは至難の業。

さらに、現代社会は多くの情報で溢れかえり、たくさんのストレスに囲まれながら生活しなければなりません。

目まぐるしく変化する情報を処理するためには脳を使います。

また、ストレスにさらされるということは、自分を守るために周囲を警戒しなければなりません。

意識していなくても、「集中してはいけない状態」になってしまうんです。

例えば、キャンプに行って野宿するとしましょう。

川の近くにテントを張り、バーベキューをした後に「そろそろ寝ようか」というところ。

地面は岩でゴツゴツしていて、横になると腰や背中が痛い。

虫も飛び交っていて、時折耳元に蚊が「プーン」と近寄ってきます。

…寝れませんよね?

集中という言葉は「中に集まる」と書くように、外に意識があるうちは集中できません。

睡眠も「完全に意識が自分の中にある状態」なので、周りの音が気になって眠れないというのは当然なんですよね。

「じゃあ、考え事をしている時ってどうなの?意識は自分の中にあるよね?」と思った人もいるでしょう。

盲点かもしれませんが、考え事って意外と周囲のことを考えてませんか?

「明日会社に行きたくないな~」とか「明日のプレゼン失敗したらどうしよう」など。

だから「ひつじが1匹~、ひつじが2匹~、ひつじが~と数えると眠れるよ~」と昔教わったのは、外にある意識を内側に戻してあげる意味があるんじゃないかなぁ、と私は思いました。

話がどこかに飛んでいきそうなので戻しますね(笑)。

冒頭で「集中力は環境を変えるだけで高められる」と書きましたが、一言で言うと「意図的に五感の情報を減らしていく」ということです。

味に集中するためには味覚以外をシャットアウトする

一蘭というラーメン屋さんをご存知でしょうか?

「行ったことあるよ」という人もそうでない人も、当時は独自のシステムに衝撃を受けたので少しお話しします。

私が初めて一蘭に行ったのは、2007年頃でした。

当時はつけ麺ブームでラーメンダイニングなども増え始めていた時期。

ラーメン、つけ麺問わず、よく食べに行っていたのを覚えています。

そんな中、東京の渋谷にある一蘭に初めて入った時、「一言も発せずにラーメンを食べて帰れる」ことにガツンとやられました。

一口食べた瞬間に「言葉が出ない」という経験はあるかもしれませんが、本当に何も喋らずに済む飲食店ってお世辞抜きですごいなぁと思ったのを覚えています。

「作っている人の顔が見えないと飲食文化はダメになる」なんていう意見も聞こえてきそうですが、頑固親父スタイルの飲食店にはぜひとも取り入れてほしいシステムだと感じましたね~。

で、食べてみるとわかりますが、味覚以外にストレスがかからないと「味がわかる」んですよ。

例えば、初めてのデートの時。

口コミ評価の高いレストランを予約したものの、「料理の味を覚えていない」ことがほとんどではないでしょうか?

それは、目の前にいる異性に意識が集中しているからです。

「会話を盛り上げなきゃ」「変なこと言ってないかな」と頭がいっぱいで、味覚に意識がいっていない状態なんですね。

この後、付き合って1年もすると味覚以外のストレスも減ってきて、食事を楽しめるようになるでしょう。

つまり、味に集中したい時は「味覚以外の五感をシャットアウトする」ことが大切なんです。

音楽であれば「聴覚」、絵画鑑賞であれば「視覚」を研ぎ澄ませばいいわけです。

スポーツでは複雑な要素が絡み合ってくるので、ここまでシンプルにはいかないかもしれません。

しかし、日常生活や仕事を集中して進めるのには、参考になるのではないでしょうか?

集中力を高めるためには環境を整えること

私の好きな書籍『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』でも、以下のように書かれています。

集中は向こうからやってくるものではない。だから、集中できる状況に自ら飛び込んでいくことが必要なのだ。

引用元:エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする 著者 グレッグ・マキューン 訳 高橋 璃子

プレゼンの資料を作るのに集中したいのであれば、朝早めに出勤して電話や周りの声に振り回されない環境で一気に終わらせる。

試験勉強をするときは、パソコンやテレビなどの誘惑のない部屋に閉じこもるか、図書館や静かなカフェなどに行くのがおすすめです。

あと、「勉強中に音楽を聴くのはどうなの?」という疑問については、

歌詞のある音楽は言葉を脳が理解しようとするため、勉強中には不向きといえます。

逆に、勉強前のやる気を高めるために、好きな音楽を聴くのはアリでしょう。

「集中力がない」と悩んでいる人は、まず環境を整えることから始めてみませんか。

まとめ

今回は、「集中力を高めるには気持ちよりも環境が大事」ということをお話ししました。

まとめると、

①集中力は頑張って作るものではなく、環境が作るもの

②周囲に向いている興味を、自分の内側に持ってくる

③五感から得られる情報を、意図的に減らしていくこと

あなたにとって集中できる環境を探してみてくださいね!

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