メンタル

メンタルを強くするには自分の弱さに気づくことが大事な理由とは?

「メンタルを強くするにはどうすればいいんだろう」という悩みはありませんか?

実は、この記事で紹介するやり方を実践すると、誰でもメンタルを強くすることができます。

なぜなら、子どもの頃から「言い訳が多く、運動オンチで部活もサボってばかり、失敗するといつも人のせいにしていた」私でも、周囲に振り回されないメンタルを手に入れることができたからです。

この記事では、「メンタルを強くするには自分の弱さに気づくことが大事な理由」についてお話しします。

メンタルを強くするコツも紹介しますので、記事を読み終えた頃には「これならメンタルが強くなれそう!」と思えるはずですよ!

メンタルを強くするには?

メンタルが強い人と聞いて、どんな人を想像しますか?

私はずっと、こう思っていました。

・誰にも弱音を吐かず、どんな困難も切り抜けられる人

・弱点がなく、どこから責められても完璧に対処できる人

・メンタルを強くするには、修行のような過酷な経験が必要

鉄壁のような心を作ることが、メンタルの強さにつながると信じていました。

しかし、私は20代でメンタルトレーニングを学んだ時、「メンタルは強くするだけではダメだったんだ」と気づいたのです。

メンタルは精神論ではない

ダイヤモンドは磨けば磨くほど輝きを増し、強度も増していきます。

しかし、ダイヤモンドは火に弱いというのをご存知でしょうか?

コンクリートも大きな建造物を支えられるほど頑丈ですが、意外にも引っ張られる力に弱く、ひび割れ部分から浸水した瞬間、劣化していきます。

外からの力に対応すべく「強くしよう、強くしよう!」と思うほど弱点が際立っていき、弱い部分に対する不安が増していくんですね。

「メンタルを強くするにはとにかく走り込め!」

「過酷な修行がメンタル強化につながる」

このように、精神論は微力ながら体力・メンタルの向上につながるかもしれませんが、自分の弱い部分というのは「無意識に出てしまう」ため、根本的な解決にはならないんですよ。

メンタルは強さよりも柔軟性を求められる時代へ

一昔前の日本は、とにかく精神論で「弱さを見せるな!」「気合いで乗り切れ!」という指導が主流でした。

水も飲まず、とにかく走り込んだおかげで体力・技術面は向上したかもしれませんが、背負うものが大きければ大きいほど「本番に弱かった」という記憶があります。

しかし、メンタルトレーニングという言葉が出始めてから、日本人の本番力は見違えるほど上がり、海外で活躍するアスリートも急増しました。

情報収集が新聞やテレビが主流だった時代よりも、インターネットが発達した現代社会では、自分自信や指導者の思い込みが足を引っ張ってしまうことも多いんですね。

「私はつらい練習に耐えてきたから大丈夫!」という自信も大切ですが、「私はどんな状況に立たされても冷静に判断して行動できる!」という柔軟性が、現代社会で生きていく上のメンタルだと、私は考えています。

自分の弱さに気づくことが大事な理由

私のメンターは、ピンチが訪れた時の考え方について、以下のように語っていました。

「未来を悲観的に考えて、今を楽観的に生きる」

また、2018年にテニスの大坂なおみ選手のヘッドコーチに就いていた、サーシャ・バイン氏の著書『心を強くする 「世界一のメンタル」50のルール』にも、以下のように書かれていました。

強いメンタルを手に入れるにはどうすればいいか?

大切なのは「この世には自分の力では左右できないことがあるという事実を認めること」だろう。それさえ認めさえすれば、新たに前進するパワーが生まれてくる。が、それを認められないと、つい感情に流されてしまい、判断力に曇りが生じて、気も散ってしまう。その結果、「自分がいちばんすべきこと」を見失ってしまう。

引用元:心を強くする 「世界一のメンタル」50のルール 著者 サーシャ・バイン 訳 高見 浩

どんなに努力していても、未来に何が起こるかは誰にも想像できません。

自分の周囲で起こった出来事というのは、自分の力ではコントロールできないのです。

自分ではどうにもできないことにエネルギーを使ったり悩んだりしていても、物事は解決しませんよね?

なので、「この先で大きなピンチが訪れたら、私は冷静でいられるだろうか?」というシュミレーションをしておき、「じゃあ、どうするか?」というパターンをいくつか準備しておくことで、「何があっても大丈夫!」という自信につながっていきます。

「もし、こうなったら?」というシュミレーションを繰り返すことで、無意識に出てしまう自分の弱さを可視化できます。

自分の弱点が分かれば、事前に対策を練っておけばいいだけですよね。

無意識を意識できるようにしておく

私が考える「メンタルが強いの定義」は以下のとおりです。

・自分の長所、短所を理解し、受け入れることができている

・ピンチが訪れた時、今の自分にとって正しい判断が瞬時にできる

・固定概念にとらわれず、時代の流れに合わせて自分をアップデートできる

私も日記を書く、情報収集するなどして上記の3つができるように精進していますが、人は弱いもので、どうしてもできない日もあります。

そんな日はできなかった自分を認め、「何が自分にブレーキをかけているのか?」「なぜやらないという選択をとったのか?」と振り返り、「もし同じような状況になったら、どう行動するか?」を考えていくことが大事なんですね。

メンタルを強くするコツ

ここからは具体的に、メンタルを強くするコツを紹介していきます。

「メンタルを強くしたい!」という人は参考にしてみてくださいね!

①自分の状態を受け入れる

「メンタルを強くしたい」と考えている人は多いと思いますが、「今、自分はどこにいるのか?」を理解している人は少ないのではないでしょうか?

住んでいる場所、所属しているコミュニティー、肩書きなど、客観的に判断できるものであれば誰でも分かりますが、自分自身にしかわからない「現在地」を知るのは容易ではありません。

分かりやすい例で言えば、以下のようなものです。

・自分は何のために、この仕事(競技)をやっているのか?

・自分の体、心の状態は良いのか?悪いのか?

・自分にとってどんな状態が幸せなのか?

ちょっと難しいかもしれませんが、答えが出ないことを考え続けるというのは大事です。

ただし、注意しなければいけないことは、自分自身のことばかり考えていると悩みが増えてしまうので、自分が行動したことに対して「なぜ?」と問いかける癖をつけましょう。

・なぜ、このような行動をとったのか?

・なぜ、こっちを選択したのか?

・この行動は自分自身の幸せにつながるのか?

このように「なぜ?」と自分に問い続けて、日記などに書いておくのがおすすめです。

②今の自分にとって正しい判断を繰り返す

今の自分は、過去の判断の連続。

今の状態に納得できていないなら、今までの判断が間違っていたということになります。

人は何かを判断する時、「世の中から見て正しいか?」という基準で判断することが多いと思いますが、「自分の本心はどうなのか?」というのは常に頭の片隅に入れておいたほうがいいのではないでしょうか?

周囲が正しいと言っていることを受け入れても、自分が納得できなかったら後悔するだけです。

「今の自分にとって、何が正しいのか?」

これは、「①自分の状態を受け入れる」を繰り返すことで分かってきます。

自分の判断基準ができてくれば、何が起こっても瞬時に判断できるようになっていきます。

少しづつでいいので、自分にとって正しい判断ができるようになってくると、周囲に振り回されない、結果に一喜一憂しない自分を作っていけるんですね。

③周囲の流れに合わせて進む

川は上流から下流に流れる、エスカレーターは進行方向に進むなど。

進む方向に対して逆走しても、エネルギーを浪費するだけで全然進まないですよね?

世界の動きだけではなく、国、組織、自分の身の回り一つとってみても、物事というのは目まぐるしく変わっていきます。

人、動物、自然、天候など、自分以外の要素がある限り、自分の思い通りに物事が進むということはありえません。

妥協するという言い方は良くないかもしれませんが、ある程度は自分自身を納得させていく必要があります。

ただ、流れに逆らおうとすればエネルギーを浪費して自分を苦しめますが、流れに乗ってチャンスを掴むという考え方に切り替えると、エネルギー消費を最小限にして目的を達成できます。

「あの人は運がいい」と言いますが、運というのは周囲の流れを読んで、適切なタイミングでチャンスを掴む人が得られるもの。

竹の筒を流れてきたそうめんをタイミング良くキャッチする、流しそうめんのような感覚ですね。

「何でうまくいかないんだろう?」と考えてばかりではそうめんは掴めませんが、周囲を見渡すことでそうめんが掴める可能性は高まります。

まとめ

ここまで、「メンタルを強くするには自分の弱さに気づくことが大事な理由」と「メンタルを強くするコツ」をお話しました。

今回紹介した方法を実践すると、周囲に振り回されないメンタルを手に入れることができます。

最後にもう一度、内容をまとめますね!

★メンタルを強くするには?

・メンタルは精神論では強くなれない

→強くするだけではダメ

・メンタルは強さよりも柔軟性を求められる時代になった

→どんな状況でも冷静に判断して行動できるという柔軟性が自信になる

 

★自分の弱さに気づくことが大事な理由

・自分の弱さ(無意識)は意識しにくいから

→自分の弱点が分かれば、事前に対策を練ることができる

 

★メンタルを強くするコツ

①自分の状態を受け入れる

②今の自分にとって正しい判断を繰り返す

③周囲の流れに合わせて進む

ストレスに対する反応に慣れさせていけば、メンタルは誰でも強くできます。

しかし、人はストレスに晒され続けると自律神経の乱れから心身を壊してしまうんですね。

私自身が「頑張らなきゃ!」と思い、ストレスをかけ続けてうつになってしまったのでよく分かります。

「③周囲の流れに合わせて進む」でもお話したように、流れに逆らって進むというのは時間、エネルギー効率を考えてもムダが多いんですよね。

流れに逆らって進まなければいけない場面はあるかもしれませんが、短期間で済ませる努力にエネルギーを注いだほうがいいでしょう。

柔軟なメンタルで進んでいくためには、まず自分自身を知ること。

そして、周囲を見渡しながら、今の自分にとって正しい判断を繰り返していくことを意識してやってみてくださいね!

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