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理不尽な理由は価値観の違いにある!理不尽な出来事の乗り越え方も紹介

「いくら話しても考え方や価値観が合わない」という悩みはありませんか?

実は、人それぞれの考え方や価値観は環境によって大きく左右されるものなので、どんなに理不尽なことも個人の力で何とかできるものではありません。

この記事では、理不尽な出来事の乗り越え方についてお話しします。

理不尽な上司、取引先など、「話しても分かり合えない」という人がいる方は参考にしてみてください!

理不尽な出来事が起こる理由

頑張っても頑張っても認めてもらえない。

どんなに要望を伝えても理解してもらえず、いつもトラブルに発展する。

このように、理不尽な出来事というのは結構多いのではないでしょうか?

理不尽さというのは、以下の2つの状況が組み合わさることで起こります。

・お互いの理想像と現状がずれている

・お互いの進む方向が合っていない

詳しく見ていきましょう。

お互いの理想像と現状がずれている

例えば、チームで一つの家を作るとして、それぞれに役割があるとします。

・基礎を作る人

・柱や梁を組む人

・木を削る人

・ドアをつける人

・水回りの配管をつなぐ人

このように、いろんな役割があって、それぞれが自分の持ち場について作業を進めますよね。

全員が「家を完成させる」という目的は同じだと思いますが、理想像と現状がずれていると仕事がスムーズに進まなくなった時にトラブルが発生しやすくなります。

なぜなら、「目の前の作業をこなすだけの人」「周囲の仕事の進み具合を見ながら作業に取り組んでいる人」「幸せな未来を想像しながら作業をしている人」では、同じ作業でも価値観も取り組み方も異なるから。

「目の前の作業をこなすだけの人」はお金を稼ぐためだけに仕事をしているかもしれませんし、「幸せな未来を想像しながら作業をしている人」はお金よりもやりがいを求めて仕事をしている可能性が高いです。

求めているものが違う2人が話し合っても、分かり合えないのは当然ですよね…。

お互いの進む方向が合っていない

「目の前の作業をこなすだけの人」にやりがいを求めても良い返事は返ってきませんし、「幸せな未来を想像しながら作業をしている人」に今月の報酬の話をしても、「まずは自分の立場を考えろ!」と一喝されて終わりかもしれません。

報酬アップを目標にしているのであれば、どんなに美しい家が完成したとしてもチームで喜びを分かち合えないでしょう。

逆に、「この家に住む人が幸せになること」が目標であれば、どんなに少ない報酬でも実際に引っ越してきた人の笑顔を見ることで涙が溢れるかもしれません。

このように、同じ組織で仕事をしていても、それぞれの価値観や目指す場所が違うことは多く、どんなに会社理念を掲げたところで全員がついてきてくれるとは限らないということです。

理不尽な出来事の乗り越え方

ここまで話してきたように、取り組んでいる作業は同じだとしても、それぞれの価値観や目指す場所が違っている限り、お互いが理解し合えることはないと思いましょう。

諦めて付き合うか、その場から去るという選択肢しかありません。

言い方は悪いですが、住んでいる世界が違うのです。

では、具体的に「どうやって理不尽な出来事を乗り越えればいいか?」をお話ししますので、参考にしてみてください。

①議論を避ける

それぞれの価値観や目指す場所が違う場合、議論する時間がもったいないです。

なぜなら、話せば話すほど火に油を注ぐ結果になってしまうから。

議論を重ねるほど建設的な時間を過ごせるなら良いのですが、たいていは不毛な話し合いになることが多いはず。

エネルギーを使い果たした挙げ句、イライラしてしまうのが分かっているのなら、「相手を説得しよう」と考えるのはやめましょう。

何か言われたら、適当に流してしまうのがおすすめです。

最低限やらなければいけないことはこなし、自分からは近づかないようにしましょう。

「こうしたほうがいいんじゃないか?」という余計な気を遣う必要もありません。

価値観が合わない人とはビジネスライクに。

あなたが本当に付き合っていきたい人間関係を大切にしていきましょう。

②お互いの景色が違うということを理解する

あなたが見えているものが相手には見えない。

また逆もしかりで、お互いの価値観というものはマジックミラーのようなものです。

例えば、あなたが「これから英語の勉強をしたい」と思ったとしましょう。

英会話教室に通うなどして、講師とマンツーマンでレッスンを受けるとします。

講師は「英語が使いこなせる景色」と「英語が話せない景色」の両方が見えますよね?

しかし、あなたには「英語が話せない景色」しか見えません。

現時点では「英語が使いこなせる景色」が想像できないかもしれませんが、教わる側は少しずつ「教える方の景色」が見えてくるでしょう。

この例であればわかりやすいと思いますが、仕事ではどうでしょうか?

教育制度、仕事の進め方、報酬体系などがマニュアル化されていれば、新人でもある程度の成果を出すことができるでしょう。

逆に、「仕事は目で盗め」「何度も同じことを聞くな」「昇給基準が不透明」など、ベテラン社員には見えているのに若手社員には見えないものも多い。

「幹部は現場のことを全然分かってない!」という話もよく聞きますよね…。

英会話の講師と生徒の例のように、上に立つ人が両方を把握している状態が望ましいのですが、たいていの場合は下の状況を見ていない(見ているけど何もしていない、見ないふりをしている)ことが多いのではないでしょうか?

ただ、幹部と現場のすれ違いは、お互いの業務内容が根本的に異なるので仕方のないことです。

幹部や経営陣は、ある枠(部署など)のルールや仕組みを整備して、会社としての目標を達成しやすい環境を作るのが仕事。

一方で、現場はルールや仕組みに従いながら、枠の中を最適化して結果を出すのが仕事です。

現場の意見を聞かずにルールやマニュアルを増やしていけば不満が出ますし、幹部や経営陣の意図が不透明なまま月日が経てば、現場のパフォーマンスは下がり退職者も出るでしょう。

大切なのは、仕事の仕組みを作る側(幹部や経営陣)と従う側(現場)では見えている景色が違うということ。

理不尽な出来事も「見えている景色が違うんだな」と考えることで、気持ちを切り替えやすくなります。

③仕組みから抜け出す

一度作られた仕組みやルールというものは、簡単にはなくなりません。

むしろ、何かミスをすればルールが増えていくということが多いのではないでしょうか?

仕組みを作るためには「挑戦、攻め」の姿勢が必要ですが、仕組みが完成すると「安定、守り」という方向に進んでいきます。

「現状を変えたい!」と思って行動を起こす人もいるでしょうが、一度作ってしまった仕組みを壊して作り変えるというのは、ほぼ不可能。

現状を変えるためには、新しい仕組みを作るしかありません。

「居心地が悪い」「風当たりが悪い」と感じているということは、そろそろ「次のステージに移ったほうがいい」という意味なのではないでしょうか?

モーレツ社員時代と言われた頃は、「言われたとおり働けば給料も増える」という明確な目標があったため、仕組みの中で全員が団結できたんだと思います。

しかし、「共働き」「家事や育児の分担」「自分のやりたいことを重視する」など、価値観が多様化してきた現代社会では、経営陣と現場、年代などの要因によってすれ違いが起こりやすくなります。

仕組みを変えるというのは個人の力では難しいので、「理不尽な状況に耐えられない!」と感じているのであれば、仕組みから抜け出すということも考えてみましょう。

まとめ

ここまで、理不尽な出来事の乗り越え方を紹介しました。

最後にもう一度、内容をまとめますね!

★理不尽な出来事が起こる理由

・お互いの理想像と現状がずれている

・お互いの進む方向が合っていない

 

★理不尽な出来事の乗り越え方

①議論を避ける

②お互いの景色が違うということを理解する

③仕組みから抜け出す

「相手に理解してほしい!」と思うほど苦しくなりますが、「そういう考え方もあるんだ」というように固定観念をなくしてしまえば気持ちが楽になります。

建設的な議論はお互いにとってプラスになりますが、理解し合えない話し合いであれば早めに切り上げましょう。

おすすめは、「あなたはあなた、私は私」と考えること。

「お互いの価値観は違う」という前提で接していれば、理不尽な出来事に振り回されにくくなります。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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