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スランプって何で起こるのか知っていますか?調子が悪くなる時の共通点

どんなスポーツでも、ある程度まで上達すると訪れるのがスランプ。

スランプになるきっかけは人それぞれだと思いますが、調子が悪くなる時の共通点として多いのが、「この前まで調子が良かったのに…」ということではないでしょうか?

今回は「スランプは何で起こるのか?」と「スランプの脱出法」について考えてみましょう。

スランプは何で起こるのか?

「今までできていたことが急にできなくなった」

「今までのフォームや感覚に違和感がある」

このようにスランプは、「何かいつもと違うぞ」という不快感から気づくこともあれば、明らかに成績が落ちてきたという目に見えるものから気づくケースがあると思います。

私もダーツをやっていた時に大きなスランプに陥り、左手の指が自分の意志ではない方向に動いたり攣ったりすることがありました。

スランプは、

「思うような結果が出ない」

「絶不調」

など、いろいろと定義があると思いますが、私の経験からは、

「理想と結果のズレが大きくなり、技術面・精神面が崩れていくこと」だと感じています。

また、「スランプは技術的な違和感から始まり、メンタルへの悪影響に繋がっていく」ということ。

日本のプロ野球で3度の三冠王に輝き、中日ドラゴンズの監督としてリーグ優勝4回、チームを日本一に導いた落合博満さんも、以下のように述べています。

プロ野球選手のみならず、スポーツ・アスリートにとってスランプはつきものだが、このスランプにも二通りある。技術的なものと精神的なものだ。技術的なスランプは、原因を見つけて改善すれば早く脱出することができる。だが、精神的なスランプからは、なかなか抜け出すことができない。根本的な原因は、食事や睡眠のような基本的なことにあるのに、それ以外のところから原因を探してしまうからだ。そして、精神的なスランプと闘う状態がストレスにつながる。

引用元:コーチング 言葉と信念の魔術 著者 落合博満

この引用から見て「技術的な問題」を改善できれば、スランプという坂道を転がらずに済むのかというと、そんな単純な話ではありません。

なぜなら「調子が良かった時のイメージが脳に焼き付いているから」なんです。

この「良い時のイメージ」というのが非常に曲者。

調子が悪い時というのは、自分のフォームや感覚に対してしっかりと向き合い、丁寧に身体を動かしていくと思います。

一方で、調子の良い時というのは、ほとんどの人が技術的な部分と向き合わずに勢いで突っ走ってしまうのではないでしょうか?(私はそうでした…)

そう考えると、調子が悪い時というのは本来の自分であって、そこからどう底上げして本番までに自分を作っていくかということが重要になってきます。

スランプを脱出するには自分を知ること

「スランプに陥った時は、人から見てもらった方がいい」

そうアドバイスを受けたことがある人もいるかもしれません。

自分を客観的に見てもらうことは、良い面も悪い面もあります。

まず良い面は、「技術的な問題点に気づける」こと。

身体の使い方や立ち位置など、自分ではいつも通りできているつもりでも、他の人から見ると「いつもと違う」というズレに気づき、修正することができます。

一方で悪い面は、「本人の問題が解決しないと変わらない」ということ。

技術的な指摘や修正をされても一向に良くならない。

これは「自分の中で何か納得できないものがあるから」ではないか、と思います。

本当は楽しみたいのに、結果というプレッシャーで押しつぶされそう。

ここで結果を出さないと、今後の活動に響いてしまう。

このように、自分のためではなく「周囲の期待のためにやることが苦痛になっている」というのも一つの原因かもしれません。

まずは、いったん一人になる時間を作って、

「私は何でこの競技を始めたんだろう?」

「もし子供たちと一緒にプレーしたら、思い切り楽しめるだろうか?」

こうして始めたばかりの頃を少し思い出してみるのも、いいと思います。

まとめ

今回は「スランプは何で起こるのか?」と「スランプの脱出法」について考えてみました。

まとめると、

★スランプは何で起こるのか?

→「理想と結果のズレが大きくなり、技術面・精神面が崩れていくこと」

★スランプを脱出するには?

→自分を客観的に見る

・技術的な問題点の修正

・精神的な問題を解決する

→何のために競技をやっているのか納得することが大事

私もダーツでイップスになったことがあるので、つらさは痛いほどわかります。

今思うと、イップスで苦しむ直前は「楽しむことを忘れていたなぁ」ということ。

そこから歯車がおかしくなっていった気がします。

期待やプレッシャーもあるけど、いちばん大事にしなければいけないのはあなた自身。

もう一度、始めた頃の気持ちに戻ってやり直してみるのもいいかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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